エグモントは福祉を学術的に学ぶのではなく、学生ヘルパーとしてボスの介助を通して学ぶことができる学校です。そして、障害者側も介助されることについて、日本の固定観念やルールは一旦忘れて、自分なりの方向性や正解を見つけていきます。さゆりは支援学校ではなく私立の普通校出身で、介助スタッフではなく一緒に学ぶ生徒に助けてもらう事も多かったので、介助に関して希望を伝える事が上手でとても勉強になります。生活は私が助けますが、精神面などそれ以外は完全にさゆりが私のお姉さんで私が助けて貰ったり、教えてもらうばかりです。さゆりは「ダスキン障害者リーダー育成海外研修派遣事業」の第４０期研修派遣生としてエグモントに留学に来ています。研修テーマは、 デンマークにおける「障がい」の捉え方と障がい者の「自立」について学ぶです。さゆりがデンマークの福祉や障がい者の自立について考えリーダーとして何を日本で伝えていくのか楽しみです！
ダスキン障害者リーダー育成海外研修派遣事業：海外で研修をいただく方が、地域社会に貢献したいと志す「リーダー育成」という大きな願いがこめられています。学んだことを自身のものだけにとどめず、多くの人々に広めるという観点を障がいのあるリーダーに託しています。
